この数字が教える重要な結論は「米国の住宅の耐用年数は日本の倍以上」と言うことである。この理由は一つには気候の違い、つまり日本の方が高温多湿で家が傷みやすいと言うことが考えられる。また反対に、米国の家の建て方自体が頑丈であるとも言える。しかし筆者が考える最大の違いは「メンテナンス」と考える。米国人にとって家の「メンテナンス」は大切なことである。米国の勤め人が終業時とともに寄り道をせずに早く家に帰るのは、家に替えってからペンキを塗ったり、芝を刈るためである。これは現在住んでいる家のメンテナンスを行ない少しでも高く売るための行動でもある。日本の住宅の耐用年数が35年くらいなら、米国のものは80年以上持つのである。日本では家屋が消耗品なのに対して、米国ではりっぱな「資産」と言うことである。